再発 腫瘍の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
肺癌から腫瘍が脳、骨に転移して、体も疲れやすく、精神的にも落ち込みやすいため、漢方で何とかしていきたいと来店されました。
3か月前に腫瘍が再発して、精神的にもかなり弱っているようです。
肺を1/3ほど切除されているようです。
タバコはやめたそうです。
食事もあまりのどに通らなく少食のようです。
血圧も高く、脳痙攣をおこし、頭痛も出てくるそうです。
50代男性
中国医学的には『気血両虚』『肝鬱血瘀』の状態と考えられます。体力など補っていくような漢方、「気」や「血」の巡りを良くしていくような漢方などをお渡ししました。
2週間ほどして体調がかなり良くなり、食欲もわいて、食事の量も増えてきているそうです。また、体の疲れもとれて、毎日疲れたといっていた状態から、疲れたという言葉を言わなくなったそうです。
食欲もわいて疲れがとれたためか、頭痛も起こらなくなって、1か月後の腫瘍の検査では、腫瘍細胞が確認されなかったという報告を受けました。医師もビックリされておられたそうです。
個人差もあるとは思いますが大変喜ばれて、びっくりされております。改善すると思っていなかったから、世界観が変わったそうです。
漢方を飲むと体調がいいため、引き続き飲んでいただいております。
中国医学の考え方は、腫瘍の場合は体力などを補っていくような漢方をはじめ、お身体に合った漢方などを使っていきます。体の疲れ・ふらつき・眩暈などは改善される方が多いです。
漢方のおかげで社会復帰された方もいらっしゃいます。私の母親も腫瘍が見つかり漢方を飲み、今も元気に仕事をしております。(母親の場合も1か月ほど漢方を渡ししました)
腫瘍で悩んでいらっしゃる方も、多くお越しいただいておりますが、半数以上の方は体調が良くなられておられます。
末期になりすぎますと、さすがに漢方でも体調を整えることが難しい場合もあります。ただ腫瘍と一緒に生きていくことを選ばれていかれる方も多くいらっしゃいます。
一人ひとり考え方や改善方法は違いますが、自分に合った改善方法を提案することもできると思います。腫瘍の場所、進行度合いによってもひとりひとり違ってきます。いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
相談してよかったといわれる方が多くいらっしゃいます。
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